一目惚れの片想い
「久しぶりだけど、いつものことなので
あんまり見ない方がいいですよ」
松下さんに言われて一旦机に向かった
だけど、気になって
振り返ったときだった
吉岡さんが鈴木さんをビンタした
ガタッ
まわりの人は、気づいていない
俺は、ミーティングルームに入った
「吉岡さん!!なにしてんすか!!」
俺が入ったことで、2人が黙る
「かなで、俺…お前を軽蔑する…」
鈴木さんは、ミーティングルームを出て行った
吉岡さんと2人残された
「叩くことないじゃないですか!」
いくら従兄弟でも、鈴木さんは、女の子
吉岡さんは、仕事場でかなでと呼んだことがない
俺の前で、かなでを軽蔑するだなんて
酷いことを言った
「田中君、俺がかなでを好きだって言ったら、どうする?」
「え?」
俺… 試されてる?
だって、従兄弟だよな?
「血は繋がってないよ」
俺の頭の中を見透かされた
「田中君がぐずぐずしてるなら、俺がもらうよ」
「え…」
なんて返せばいいのか、わからなかった
「いい加減、ムカツク
従兄弟だからって、警戒心ねぇし
田中君と付き合えない理由知って
問いただしたら、逆ギレだよ
叩いたのは、悪いけど
俺にも限界があるし、マジ今回ばかりは
あいつを軽蔑する」
そんなの聞いたら、吉岡さんが俺の為に怒ってくれたっぽい気がする
同時に、吉岡さんがずっと鈴木さんのこと
好きだったんだって…
「理由って、何ですか?」
「会社の為とか、春陽の為とか
まぁ、1番の理由は、社長に認められたいって、ことだろうけど
それにしても、どうかしてる」
「吉岡さんは、鈴木さんのこと…」
言い掛けたとき、吉岡さんの電話が鳴る
俺がミーティングルームを出たら
「田中君、勇気あるねぇ!?」
「いや、あの2人の喧嘩止めるとか
ヒーローみたいだったよ!!」
などなど、社員さん達に言われて
恐縮する
だって、喧嘩を止めるとか考えてなくて
鈴木さんが叩かれたことが嫌で
特に、計画もなしに割って入ったんだから
あんまり見ない方がいいですよ」
松下さんに言われて一旦机に向かった
だけど、気になって
振り返ったときだった
吉岡さんが鈴木さんをビンタした
ガタッ
まわりの人は、気づいていない
俺は、ミーティングルームに入った
「吉岡さん!!なにしてんすか!!」
俺が入ったことで、2人が黙る
「かなで、俺…お前を軽蔑する…」
鈴木さんは、ミーティングルームを出て行った
吉岡さんと2人残された
「叩くことないじゃないですか!」
いくら従兄弟でも、鈴木さんは、女の子
吉岡さんは、仕事場でかなでと呼んだことがない
俺の前で、かなでを軽蔑するだなんて
酷いことを言った
「田中君、俺がかなでを好きだって言ったら、どうする?」
「え?」
俺… 試されてる?
だって、従兄弟だよな?
「血は繋がってないよ」
俺の頭の中を見透かされた
「田中君がぐずぐずしてるなら、俺がもらうよ」
「え…」
なんて返せばいいのか、わからなかった
「いい加減、ムカツク
従兄弟だからって、警戒心ねぇし
田中君と付き合えない理由知って
問いただしたら、逆ギレだよ
叩いたのは、悪いけど
俺にも限界があるし、マジ今回ばかりは
あいつを軽蔑する」
そんなの聞いたら、吉岡さんが俺の為に怒ってくれたっぽい気がする
同時に、吉岡さんがずっと鈴木さんのこと
好きだったんだって…
「理由って、何ですか?」
「会社の為とか、春陽の為とか
まぁ、1番の理由は、社長に認められたいって、ことだろうけど
それにしても、どうかしてる」
「吉岡さんは、鈴木さんのこと…」
言い掛けたとき、吉岡さんの電話が鳴る
俺がミーティングルームを出たら
「田中君、勇気あるねぇ!?」
「いや、あの2人の喧嘩止めるとか
ヒーローみたいだったよ!!」
などなど、社員さん達に言われて
恐縮する
だって、喧嘩を止めるとか考えてなくて
鈴木さんが叩かれたことが嫌で
特に、計画もなしに割って入ったんだから