一目惚れの片想い
鈴木さんが目を覚ましたのは、なんと
3ヶ月後
その間、鈴音さんに鈴木さんとの交際を申し込んだ
最初は、相手にされなかったけど
出会いとか、鈴木さんがどれほど好きとか
話してたら
「あなた、正直ね!?
奏が好きになるはずね!!
私も、あなたみたいに正直ならよかった」
いつの間にか、認めてくれて
毎日の面会を許された
「鈴木さん!!今日は、いい天気だよ!!」
春陽君の事とか、会社のこと
色々、話す
といっても、一方的に……
目を覚ましたものの
喋ることはない
時々、ニヤリと笑う
そのニヤリの回数が増えるたび
嬉しくて、たまらない
こうして、毎日
鈴木さんに会えることも
体調も安定して、退院することになる
3ヶ月寝たきりだったので、動けない
と思っていたのが大間違い
湊さんの希望で、吉岡さんの部屋に
鈴木さんを置くことにした
湊さんは、1ヶ月会社を休む
春陽君も1週間の休暇をとった
吉岡さんと会社から、一緒に帰る
俺も泊まり込むからだ
「奏!!ダメだって!!」
「んーーーーー!!!!」
「奏!!玲音帰って来たら怒られるよ!!」
「んんんんーーー!!!!」
鈴木さんを押さえ込む、湊さんと春陽君
「どうした!?」
「玲音兄!!奏が、ベランダ出たいって」
「言ったのか!?」
「言ってないけど、朝からずっとなんだ」
!!!!!!!
「2人とも…朝からずっと止めてるの?」
「危ないだろ?」
「当たり前!!危ないもん!!」
鈴木さんの前に座る
「ただいま」
にっこり笑って、俺に抱きついてくれる
「どうして、ベランダに出たいの?」
「……と…びたい」
「飛びたい!?でも、羽とかないよ?」
「……と…べ…る」
なに、その自信
てゆうか、落ちたから
こんなことになってるわけで
「とべ……る」
少しムキになるもんだから
笑ってしまった
「じゃあ、ちょっとだけね!」
俺が言うと、にっこにこで顔を上げた
そして、ゆっくり立ち俺と手を繋ぐ
「少しだけ!俺、ついてるから!」
心配そうな3人を置いて、2人で
ベランダに出る
「ずいぶん歩くの上手になったね!!」
「……ふぅ」
気持ち良さそうに、目をつぶって
息を吐き、にっこり
「どう?とべた?」
「うん……とべた……」
動ける割に、喋ることとか記憶
考えてることがよくわからない
俺達がきちんと認識出来ているかも
実は、わからない
「鈴木さん、好きだよ」
「ふふっ あり…がとぉ」
「中、入ろう!」
3ヶ月後
その間、鈴音さんに鈴木さんとの交際を申し込んだ
最初は、相手にされなかったけど
出会いとか、鈴木さんがどれほど好きとか
話してたら
「あなた、正直ね!?
奏が好きになるはずね!!
私も、あなたみたいに正直ならよかった」
いつの間にか、認めてくれて
毎日の面会を許された
「鈴木さん!!今日は、いい天気だよ!!」
春陽君の事とか、会社のこと
色々、話す
といっても、一方的に……
目を覚ましたものの
喋ることはない
時々、ニヤリと笑う
そのニヤリの回数が増えるたび
嬉しくて、たまらない
こうして、毎日
鈴木さんに会えることも
体調も安定して、退院することになる
3ヶ月寝たきりだったので、動けない
と思っていたのが大間違い
湊さんの希望で、吉岡さんの部屋に
鈴木さんを置くことにした
湊さんは、1ヶ月会社を休む
春陽君も1週間の休暇をとった
吉岡さんと会社から、一緒に帰る
俺も泊まり込むからだ
「奏!!ダメだって!!」
「んーーーーー!!!!」
「奏!!玲音帰って来たら怒られるよ!!」
「んんんんーーー!!!!」
鈴木さんを押さえ込む、湊さんと春陽君
「どうした!?」
「玲音兄!!奏が、ベランダ出たいって」
「言ったのか!?」
「言ってないけど、朝からずっとなんだ」
!!!!!!!
「2人とも…朝からずっと止めてるの?」
「危ないだろ?」
「当たり前!!危ないもん!!」
鈴木さんの前に座る
「ただいま」
にっこり笑って、俺に抱きついてくれる
「どうして、ベランダに出たいの?」
「……と…びたい」
「飛びたい!?でも、羽とかないよ?」
「……と…べ…る」
なに、その自信
てゆうか、落ちたから
こんなことになってるわけで
「とべ……る」
少しムキになるもんだから
笑ってしまった
「じゃあ、ちょっとだけね!」
俺が言うと、にっこにこで顔を上げた
そして、ゆっくり立ち俺と手を繋ぐ
「少しだけ!俺、ついてるから!」
心配そうな3人を置いて、2人で
ベランダに出る
「ずいぶん歩くの上手になったね!!」
「……ふぅ」
気持ち良さそうに、目をつぶって
息を吐き、にっこり
「どう?とべた?」
「うん……とべた……」
動ける割に、喋ることとか記憶
考えてることがよくわからない
俺達がきちんと認識出来ているかも
実は、わからない
「鈴木さん、好きだよ」
「ふふっ あり…がとぉ」
「中、入ろう!」