面影を重ねて ~ふたりの運命の人~



『「ごちそうさまでした!」』


使った食器を流しで洗い始める。

これはどっちの家でも私と明の仕事


『ちょっと水飛ばさないで!』


「そんなとこにいるのが悪い」


『仕方ないでしょうが!』


「面積広すぎデブ」


___どんだけ人のことバカにすれば気がすむのよ!


せっかくご飯食べてご機嫌だったのに…

あー思い出したらまたお腹すいてくる。


明のお母さんのご飯美味しすぎて困るんだよな。

いや、私のお母さんのご飯もすっごく美味しいんだけど、明のお母さんの作るロールキャベツはほんとに絶品で…


やばい、私本気でおデブになりそう



< 12 / 15 >

この作品をシェア

pagetop