面影を重ねて ~ふたりの運命の人~
『「ごちそうさまでした!」』
使った食器を流しで洗い始める。
これはどっちの家でも私と明の仕事
『ちょっと水飛ばさないで!』
「そんなとこにいるのが悪い」
『仕方ないでしょうが!』
「面積広すぎデブ」
___どんだけ人のことバカにすれば気がすむのよ!
せっかくご飯食べてご機嫌だったのに…
あー思い出したらまたお腹すいてくる。
明のお母さんのご飯美味しすぎて困るんだよな。
いや、私のお母さんのご飯もすっごく美味しいんだけど、明のお母さんの作るロールキャベツはほんとに絶品で…
やばい、私本気でおデブになりそう