双子の御曹司
竜仁さんの指がゆっくり入って来ると、何度も抜き差しを繰り返す。
「私…なんだか…へんなの…ぁあー」首を振る。
「一度イッとこな?」
「あぁ……」体がビクッと跳ねた。
竜仁さんも服を脱いで、再びキスを落とす。
「ゆっくり慣らしながら入れるからね?」
私は小さく頷く。
「遥のやっぱり狭いな? 力抜いて?」
少しづつ入ってくるのがわかる。
「痛っ」
「ごめん。 少し我慢してくれ?」
下唇を噛む。
「んーっ」
「もう少しだから、辛かったら、爪立てていいから」と私の腕を、竜仁さんの背中に回す。
抜き差しをゆっくり繰り返しながら、奥まで入る痛みから、少しづつ快楽へと変わっていく。
「唇を噛むと傷がつくよ? 声を出して? 遥が、辛いのか? 気持ちいいのか? 分からないから…」
「あ…あぁ……ん…西園寺さん」
西園寺さんは、だんだん激しく腰を打ち付ける。
「遥…遥、愛してる。」
「あぁ……竜仁さん…」
「遥、一緒にイこう?んっ…」
のぼりつめ果てた。
その後なんど果てたのか…