【完】お隣さんは最凶クール悪魔!?


だって、雷は私が一番苦手なものだから。




あの日 ─── パパとママが事故に遭った日、雷が鳴る中私は一人で留守番をしてた。




おばあちゃんが施設に入ることになった日も、雷が鳴っていた。




私が置いていかれる時は、必ず鳴っていた雷 ─── 。




だけど、雷は私の気持ちもつゆ知らず、地響きのような音を立てて、だんだんとこっちへ近づいてきている。




やだ…怖い……!


< 103 / 378 >

この作品をシェア

pagetop