【完】お隣さんは最凶クール悪魔!?
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「んっ」
窓から差し込む眩しい日差しに、私は目を覚ました。
ベッドから上半身だけ起き上がり、時計を見ると、朝の7時を指していた。
もう朝かぁ…!
不意に横を見ると、綾世がベッドに顔だけ乗せるようにして床に座り込んで寝ていた。
昨日の夜寝る時ずっと隣にいてくれたんだよね…。
って、そういえば!
顔痛くないってことは、私、いびきも歯軋りも寝言も言ってない!
良かったぁ〜!
と全力でガッツポーズをして安堵しつつも、綾世の寝顔をそっと見やる。
綾世、きっとそのまま寝ちゃったんだろうな。
風邪引いちゃうのに、ずっといてくれたんだ…。