【完】お隣さんは最凶クール悪魔!?


すると、りのっちは腰に手を当て、はぁと溜め息を吐いた。




「はぁ……。

もう勝手に呼べば?」




「えっ?」




ってことは……




「あたし、何度も説明して手間がかかるの、好きじゃないの。

そんくらい察してよね、友達なんだから」




「りのっち…」




フッと私に向けられたその微笑みは、驚くくらいに心強くて。




「双葉ちゃん…!」


そう言って、嬉しそうに私を仰ぎ見る心愛。




私も、笑顔が自然とこぼれちゃうくらい嬉しいっ!!




「ありがとう、りのっち!」






─── 今日、新たな友達が増えました。




怒ると怖くて、でも本当は優しい


そんな友人です!






**゚ ゜゚***゚ ゜゚***゚ ゜゚***゚ ゜゚**


< 129 / 378 >

この作品をシェア

pagetop