【完】お隣さんは最凶クール悪魔!?


「ま、俺は猫派だけど」




ちーーん。




すかさず、とどめの一撃。




そんなぁ〜っ!


綾世のポチへの愛、わんちゃんにも分けてよーっ!!




「ほら、帰るよ」




嘆き悲しんでいる私にそれだけ声をかけて、スタスタとまた歩き出す綾世。




だけど、声を掛けてくれるところが、やっぱり綾世らしくて。




「あ、待ってーっ!」




私も慌ててその後ろ姿を追い掛ける。




まだまだ遠い君への道のり。




でも、もう走り出しちゃったんだ。






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