【完】お隣さんは最凶クール悪魔!?
でも、とりあえず一歩一歩! だよね!
「私…やってみるよっ!
綾世とふたりっきりになるっ!」
「ん、頑張れ」
「頑張って…! 双葉ちゃんっ」
ふたりに背中を押され、俄然やる気が出てくる私。
そうと決まれば決行よ!
そして早速、その日の昼休み。
「ねぇねぇ、綾世!
今日はいい天気だね〜っ!
屋上に行って、眺めてみないっ!?」
綾世の席の前に立ち、全力で笑顔を振りまいてお誘いする私。