【完】お隣さんは最凶クール悪魔!?
なんてよこしまなことを考えていると
「っていうか、屋上って立ち入り禁止じゃなかった?」
なんて、綾世がごもっともすぎる指摘を投げかけてきた。
だけど、そんなのは想定内なんだから!
ふっふっふ。
安心しなさい、綾世くん!
「じゃっじゃーんっ!
鍵はちゃーんと準備オッケーだよっ!」
と、私はポケットから鍵を取り出し、自慢げに綾世に見せる。
このために、極秘ルートで手に入れたんだよねーっ!
ささっ、綾世の気が変わらないうちに!
「さあ、屋上にレッツラゴーッ!!」