【完】お隣さんは最凶クール悪魔!?
「あ、あのっ、それでねっ、綾世はどうかなーって……」
今こうしてる間にも、たらりたらりと冷や汗が頬を伝う。
ど、どうにかっ、嘘だってバレませんよーにっ…!
すると、綾世が綺麗な唇を開いた。
でも、その目はひどく冷たくて、揺るぎなく真っ直ぐで。
「悪いけど、断っておいて。
俺、誰とも付き合う気ないから」
え…?
突然突きつけられた言葉に、私は愕然とした。
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