【完】お隣さんは最凶クール悪魔!?


「あ、あのっ、それでねっ、綾世はどうかなーって……」




今こうしてる間にも、たらりたらりと冷や汗が頬を伝う。




ど、どうにかっ、嘘だってバレませんよーにっ…!




すると、綾世が綺麗な唇を開いた。




でも、その目はひどく冷たくて、揺るぎなく真っ直ぐで。




「悪いけど、断っておいて。

俺、誰とも付き合う気ないから」




え…?




突然突きつけられた言葉に、私は愕然とした。


< 151 / 378 >

この作品をシェア

pagetop