【完】お隣さんは最凶クール悪魔!?


「これからもまだ綾世のこと好きでいるかは、双葉次第。

あんたがどんな決断下そうと、あたしは何も口出しはしない。

…友達だから」




そう言うとりのっちは腰を上げ、校舎の方に向かって歩いて行った。




りのっち…ひとりにしてくれたんだ。


今はまだ混乱してる私を。




明かされた事実が心に重くのしかかる。




私は…どうすればいいんだろう…。




私は綾世のことをまだ、好きでいていいのかな。




私の気持ち、綾世の負担になるの?




綾世の負担にはなりたくない。




……それは好きだから。


< 158 / 378 >

この作品をシェア

pagetop