【完】お隣さんは最凶クール悪魔!?
なんでかな。
東城くんたった一言だけで、胸の中にあったモヤモヤが晴れちゃった。
それくらいに、東城くんの言葉に救われて。
「東城くんって魔法使いなの?」
すると、東城くんはウインクをひとつして笑った。
「だとしたら、双葉ちゃん専属の魔法使いかな」
「ええっ! すごいっ!!」
両手を組み合わせ、尊敬と憧れの目で東城くんを仰ぎ見る。
だって、魔法使いなんて小さい頃からの夢だもん…!
するとなぜか笑われちゃったけど、東城くんはまたひとつ魔法をかけてくれた。
「双葉ちゃんの笑顔が見ていたいだけだよ」
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