【完】お隣さんは最凶クール悪魔!?
**゚ ゜゚***゚ ゜゚***゚ ゜゚***゚ ゜゚**
「パパ…ママ…、一人娘が大変なことになってるよ〜〜」
お仏壇の前でなむなむしながら、助けを求めた私は
「はぁ…」
と溜め息を吐きながら、バタンと床に倒れこんだ。
昨日のことが、今もまだ鮮明に思い出される。
なんだったんだろ、あれ…。
結局、あの後どんな顔して綾世に会ったらいいか分からなくて、オムライスだけ作って、綾世の部屋の前に置いて来ちゃったんだよね…。
もしかしたら昨日のこと全部、夢なのかもって思い直して布団に入ったけど、どうやら夢なんかじゃなかったみたい。
だって、唇が確かにあの時の熱を帯びてる。
ぬぁーっ!
なんだったんだーっ!