【完】お隣さんは最凶クール悪魔!?


自分で自分を慰め、ぐすっぐすっと鼻水をすすっていると、テーブルの上に置いてあった携帯の着信音が再び鳴り、私は即座に顔を上げた。




もしかして、予定なくなったとか!?




だけど携帯を開くと、送り主は綾世じゃなくて心愛で。




ん? なになに?


同窓会…っ?




見慣れない単語が目に入り、私は慌てて全文を読んだ。




《中学の同級生で、今夜プチ同窓会やるんだって!

場所は駅前のカラオケみたいなんだけど、双葉ちゃんは行く?》




同窓会なんて、開催されるの初めて。




今夜かぁ。


家にいたって、きっと綾世にも会えないし、ちょっと行ってみようかな。




卒業してからは、同じ高校の心愛以外、中学のクラスメイトにはまったく会ってない。




みんながどんな風になってるか、気になるかも!




《行く〜!! \(^o^)/》




私は双葉にそう返信すると、早速クローゼットの前に立ち、着ていく服を選び出した。









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