【完】お隣さんは最凶クール悪魔!?
カタカタと震えながら、ドアの向こうに消えていく綾世の背中を見送る。
綾世怖い〜っ!
とはいえ、勉強頑張れば、ご褒美でプリン食べる→綾世に褒められる
っていう最高すぎる流れが私を待ってる!
《双葉…天才じゃないか!
さすが俺の彼女。
世界一、いや宇宙一愛してるよ、双葉…》
なんて言われちゃったりして〜〜っ!
うふふ、この流れを作り出した私ってば天才かもっ!
「よーし、勉強頑張るぞ〜!
プリンッ、プリンッ、プリンッ♪」
俄然やる気が出た私は、またテキストに向き直った。