【完】お隣さんは最凶クール悪魔!?
そちらに目を向けると、口の横に手を当てた心愛が、私の方に上半身を向けていた。
「ん? なーに?」
「双葉ちゃん、図書委員やる?」
「うーん、どうしようかなぁ〜!
心愛は心愛はっ?」
心愛がやるなら、私もやるっ!
「私は習い事あるから厳しそうなんだぁ」
「あっ、そういえばそっかぁ!」
私は何をしているわけでもないし、やれって言われたらできるんだけど、3時のおやつに間に合わなくなっちゃうとこが迷いどころよね〜!