【完】お隣さんは最凶クール悪魔!?
『俺のこと何も知らないで、よくそんなことが言えたね。
付き合うとか、悪いけど俺はそんな気さらさらないから』
耳心地のいい透き通る声で紡がれるその言葉は、あまりにも声と不一致すぎて。
幻聴かと自分の耳を思わず疑いたくなるほど。
いや、でも私の聴力に異常はないはず!
だって、身体計測の時、両耳ともばっちりAだったもん!
って、そんなことは置いといて。
三崎くんにそんな言葉を投げかけられている女の子も呆然としてるけど、
私も同じく驚きのあまり口があんぐり開いちゃって。
あまりにも冷たすぎるよ…。