視線の先にはあなたが
「じゃあ、お願いね・・・」
「で何すればいいの?」
「あなたが得意な事、媚びていたらいいって話、秘書は別にいますから、では、ごきげんよう」
社長のいないうちに
さて、戻りますね。
寂しい?
また地味な生活に戻るんだ。
「おい、柚月・・・・」
元彼に呼ばれ
「あなたの婚約者、社長に媚びてますが?それは、そうと、ご結婚おめでとうございます、気が休みませんね」
「やっぱり、柚月がいいや、また付き合わないか?」
なんで?
涙が・・・・
男って身勝手すぎるって
平手打ちにしようとしたら
社長が出てきた
「こんな、女たらしに平手打ちしたら島津が汚れるするな」
「じゃあ社長ならいいんですか?婚約者までいた上に私に声かけて、好きになれって、それこそ・・・・好きになったらフラれるって話でしょ?」
「だから、婚約者なんぞいないぞ」
「私と交代したから社長室にいます」