視線の先にはあなたが
週末、迎えに来た
今日こそ、ケイに会わせろって
部屋まで来た
「ごたいめ~ん」
確かにそれは、社長の息子だと言う事で招待されたパーティで大勢のいる前で床に叩きつけられた縫いぐるみ。
縫いぐるみを抱き締め
「優しいご主人に拾われてよかったな?」って、目から光る涙?
「晃・・・生身の人より縫いぐるみがいいんだ」とふくれてしまいました。
「`やきもちか?」って唇を奪われた。
「何はともあれ、こうして、出会えたけで、柚月がフラれないと、この縫いぐるみの事も知らなかった」
晃・・・・今度は、柚月から求めていった。
「理性が暴走するから、早く行こう、今度、ケイの新しい彼女買っておくから、ケイを連れて柚月も僕の元へ・・・」
「・・・・・・・?」
「柚月、プロポーズなんだけどな?」
「ロマンチックにだと思ったけど、私、晃さんと一緒にいたいです」
「柚月・・・・」きつく抱き寄せ
「逃がさないから・・・・」
「逃げないから・・・」
「柚月の父親には、許可もらった・・・もらったって言うか、姉から俺を遠ざけようと、柚月を頼まれた」
「やっぱりわかってたんだ・・・姉の行動パターンせっかくだから、姉に奪われた男性を合コンに呼ぼうと思ったのに・・・秘書さんもね」