視線の先にはあなたが
週明けから私は古巣の総務に戻る
「大変だけど頑張れよ」
「うん、」
それとって
結婚指輪と婚姻届けを柚月の前に差し出した。
感激して泣いた柚月を優しく抱き締めて
「しわくちゃになっても仲良く一緒にいたいです、結婚してくたさい」
「はい、晃さんとこれからもずっといたいです」
「式は落ち着いてからな」
指輪をお互いの指にはめた
「今日から上原 柚月だからな、プライベートではな」
またまたなきはじめた