‐キセキ‐
知られた思い
それから数日が経った。
今日も、また皆と一緒。
あの…私と翔真が、出会った場所で…
皆がふざけ合ってる
あの事件が、終わった訳じゃない…
そんな事…誰もが知っていた。
でも、今は
ずっと考えこまないで…楽しみたかった。
だから、皆…もとの元気を、取り戻したんだと思う。
だから…
その皆を、無駄にしない為…
私も楽しもうと思った。
皆が楽しんでいると…
その中の、勇弥…が、私を読んだ。