氷月学園

1章

〜結衣side〜
“ピーンポーン”
珍しい 家のチャイムが鳴るなんて…
誰だろう?

『はい』

私はそう言いながらドアを開けた
そこには知らない人が立っていた

『あの…どちら様ですか?』

涼「俺の名前は吉沢 涼
結衣ちゃんのお父さんの親友で、氷月学園の 理事長をやってるんだ」

『それで私に何か?』

涼「突然で悪いんだけど結衣ちゃんは不思議な 力、キラを持っているね?」

『!!!!』

私はビックリした
だって私がキラを持ってることを知ってる人なんてほとんどいなかったからだ

涼「そこで結衣ちゃん学校に来ないか?」

『はぃ?』

なんで私が学校に行かないといけないの?
めんどくさい

『嫌です』

涼「そこをなんとか…ね!」

『ね!…と言われても…なんで学校に行かせよ
うとするんですか?』

涼「心配だからからかな
俺は結衣ちゃんの過去の一部を知っている
だからこそ言ってるんだ」

なんでこの人が知ってるの?
誰も知らないはずなのに…

『学校に行っても何も変わらない』

そうだ…
学校に行っても何も変わらないんだ…

涼「変わるかもしれない
そしてこれは結衣ちゃんのお父さんの望んだことでもあるんだ」

っ!!!

『お父さんが…ですか
分かりました
学校に行きます』

お父さんが望んだんだったら学校に行こう
大丈夫だ…私なら大丈夫…

涼「よかった!
学校は全寮制だから荷物の用意してくれる?」

『分かりました
すぐに用意してきますね』

私は家に入り荷物を取りに行った

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