変えたい気持ち



「恋の終わり、恋の思い出、移り変わらない気持ち」



篠崎君の方を向くと、篠崎君は真っ直ぐと私を見てくれてる。



「今の私でしょ?」



そう言って笑うと、私の目を両手で塞いだ。



「昨日、これを見てたんだね。」



………………。



「大丈夫、今は何も見ないで?」



ゆっくりと私の目から手を離して



「俺を見てなよ?………泣くなって」

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