大好きだよ、今も。
わたしは、入ってきた人を見て衝撃を受けた。

そこには、優斗くんがいた。

何で?

何で知ってるの?

何でここにいるの?

頭が真っ白になった。

「柚花、久しぶ…」

「来ないで!
何で知ってるの?
はやく帰ってよ!!」

思ってることとは正反対なのに…

ぬいぐるみを投げた。

そうすれば、嫌いになってくれると思った。

やっぱり好きな人にぬいぐるみを投げるなんて…

自分でやってて涙が出てきた。

優斗くんは黙って病室を出て行った。

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