大好きだよ、今も。
カーテンが閉まっていた。

寝てると思ったが、話し声が聞こえた。



柚花は泣いていた。

「ぐすん、優衣ー!

どうしよう、やっぱりもう来てくれないよね…

でも…迷惑かけちゃう。」

すると鈴木の声も。

「柚花。大丈夫。」

励ました感じだった。

俺がいるとも知らずに…

開けるなら今だと思った。

シャー

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