大好きだよ、今も。
「ぐす、優斗くん…手術怖いよ…」

優斗くんはそっと頭を撫でて、

「大丈夫。俺がついてるから。」

と優しくいった。

おかげで少しは楽になった。

優斗くんが帰ったあと、わたしは飲み物を買いに行った。

そうしたら、唯翔(ゆいと)くんにあった。

唯翔くんっていうのは、同じ病気で透析を受けてて、優斗くんに勉強を教えてもらう前に一緒に教えあってた人。

すごく背が高くなってた。

「久しぶり、柚花!」

「久しぶり、唯翔くん。」

すると優斗くんはわたしを見下ろして、

「相変わらず柚花はチビ!」

といった。

「余計なお世話ですぅー!」

幼なじみみたいな存在。
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