大好きだよ、今も。
唯翔くんはすごく申し訳なさそうに、

「ごめん。」

と言った。

そんな顔しないでよ。

また泣きそうになるから。

「じゃあ、もう帰るね!」

「待てよ。505室。もしよかったら来て。」

「うん、分かった!」

久しぶりに幼なじみにあって、優しい唯翔くんにまた泣きそうになった。
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