大好きだよ、今も。
昼の12時。

グルー

「あっ」

2人のお腹がなった。

気づけばもう昼だった。

「優斗くんたち、ご飯食べてきたら?」

「お言葉に甘えて。」

俺たちは食堂へ向かった。

いつも笑顔の鈴木も今日は硬い表情だった。

俺も鈴木も一刻も早く戻りたかった。

柚花も今頑張ってる。

のんびりするわけにはいかない。

手術室の前に戻って、3時間後。

父さんが出てきた。

「お話があります。

ご家族の方。こちらへどうぞ。」

「優斗くんたちもよかったら来て欲しいの。

ずっとここにいて、気になってるでしょう?」

俺たちもついていくことにした。
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