大好きだよ、今も。
放課後。
優衣に、一緒にカフェいっておしゃべりしない?って誘われた。
学校から歩いて5分のおしゃれなカフェ。
「柚花って、何県からきたのー?」
軽いノリだった。
悪意はない。
「…うん、それは…」
気まずい沈黙。
「ごめん、なかったことに…
「いいよ、優衣には聞いてほしいの。」
こうして私は優斗くん以外のひとに病気について話した。
「実はね、わたし、病気で、小さい頃から入院してたんだ。
だから、高校に行ってなかったのもこのせい。
中学はなんとか卒業したけどね。
週2回透析をしないといけないの。」
そう言ってブラウスをまくり、シャントを見せる。
優衣に、一緒にカフェいっておしゃべりしない?って誘われた。
学校から歩いて5分のおしゃれなカフェ。
「柚花って、何県からきたのー?」
軽いノリだった。
悪意はない。
「…うん、それは…」
気まずい沈黙。
「ごめん、なかったことに…
「いいよ、優衣には聞いてほしいの。」
こうして私は優斗くん以外のひとに病気について話した。
「実はね、わたし、病気で、小さい頃から入院してたんだ。
だから、高校に行ってなかったのもこのせい。
中学はなんとか卒業したけどね。
週2回透析をしないといけないの。」
そう言ってブラウスをまくり、シャントを見せる。