大好きだよ、今も。
「柚花ー、聞いてる?」

その一言で我に返った。

本当に頭痛がひどくて、学校に来るだけで精一杯だ。

「大丈夫?

顔色悪いよ?」

優衣はなんでも気づく。

このまま隠しきれないと思い、優衣には話すことにした。

「最近調子がよくなくって、頭痛がひどいの。

それに、よく吐いちゃうんだ。

優斗くんは気づいてないけど…」

優衣は驚いて、

「病院へ行きなよ!」

といった。

「え、でも入院したくない…」

次の瞬間。

ペチン
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