大好きだよ、今も。
電車はすごく混んでいた。

優斗くんと手をつなぐ。

あの日もこんな感じだったな。

人が多くて、優斗くんの裾をつかんでたっけ。

「やったー!ついた!!」

遊園地についた。

今日は、あらかじめチケットを用意したから、並ばずに済んだ。

「はやくジェットコースタに乗りに行こうよー!!」

そう、わたしはあの日以来ジェットコースターが大好き。

すっかりハマっちゃった。

「きゃー!!!」

すごく楽しい。

「優斗くん、また乗ろうよー!」

何回も乗りたくなっちゃう。

4回ぐらい乗ったあと。

「ちょっと…柚花、休憩しようぜ…」

優斗くんは限界そう。

もっと乗りたかったのにー!

< 89 / 176 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop