大好きだよ、今も。
翌朝。

「はぁー」

大きなため息。

入院かぁ。

「もうー、すぐお見舞い行くから!

がんばろ?」

優衣が肩をたたきながらいった。

そうだ、みんな頑張ってばっかりでがんばろうなんて言ってくれたのは優斗くんと前田先生だけだ。

優衣の優しさにまた泣きそうになった。

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