幼なじみ×秘密の学園
「
やっぱわかってんな、瑠美!!」ニヤ
わかってるよ!!
海登、昔から都合悪くなってくるとこうだし..。
はぁぁぁ....
素敵な恋が消えていく気がする...
でもまだ、学校の行きとか、人が多いときじゃなくて良かった!!
学校の行きだったらどんな視線浴びただろうに...
ていうか変な見られ方されちゃ困るし!!
素敵な恋が...
考えてみると、幼稚園の時から海登といると良いことなかったし...
友達には、「こんなイケメンそばにいていいな」とか言われ続けてきたけど、絶っ対コイツはヤダ!!
そんなこと考えてたら、
「おい..おい!!瑠美着いたぞ!!どこ行くんだよ!!」
あぁ着いたのか。
って、えっ....??
着いた??
何気道わかってんじゃん!!
騙したな..海登!!
「ゴツン☆」
ん??
顔がなんか痛い??
顔を見上げると、目の前には電柱が...
いい音した!!
ていうか...
『いったぁ~!!』
ほんっと最悪!!
海登ヒドい!!!
言ってくれてもいいじゃん!!
振り返ったら,
「クックックッ…」
涙浮かべて,笑ってあがる!!
やっぱり,海登といると良いことない!!!