彼が嘘をついた
「ありがとう。
…じゃあ、明日に備えて今日は自分の部屋に戻るな。
おやすみ、遥」
「おやすみ隼人くん」
部屋を出ていく彼を見送ると、やっぱりちょっと淋しい。
でも、明日また会える。お弁当だって作らなくちゃいけない。
だから我慢した。
美鈴先輩と楓恋に明日の日程を知らせて、待ち合わせの時間を決める。
先輩と楓恋が早く行って、席を取ってくれるそうだ。
「遥はちゃんと五十嵐くんのお弁当を作って、試合に間に合うように来ればいいからね」
こう言ってくれる先輩と楓恋の優しさが嬉しい。
それからお弁当の下ごしらえをすると、お風呂に入って眠りについた。
翌朝は5時半に起きてお弁当作りを開始!
おにぎりの具は、梅にツナマヨにごま昆布。
おかずは定番の卵焼きにウインナーにから揚げ。それから、豚肉の野菜巻き。茹でた人参とアスパラを薄切りの豚肉で巻いて焼き、砂糖と醤油で味をつけた。
彩りで、ブロッコリーとミニトマトを飾る。
隼人くんの分と、私たちの分を別に分けた。
それを持って、8時前には家を出て、体育館についたのは8時半過ぎ。
結構な人が応援に来ていたけど、楓恋から場所の連絡が来ていたので、すぐに2人のところまで行けた。
2人がいたのは、コートサイド。試合が見やすい場所だ。
…じゃあ、明日に備えて今日は自分の部屋に戻るな。
おやすみ、遥」
「おやすみ隼人くん」
部屋を出ていく彼を見送ると、やっぱりちょっと淋しい。
でも、明日また会える。お弁当だって作らなくちゃいけない。
だから我慢した。
美鈴先輩と楓恋に明日の日程を知らせて、待ち合わせの時間を決める。
先輩と楓恋が早く行って、席を取ってくれるそうだ。
「遥はちゃんと五十嵐くんのお弁当を作って、試合に間に合うように来ればいいからね」
こう言ってくれる先輩と楓恋の優しさが嬉しい。
それからお弁当の下ごしらえをすると、お風呂に入って眠りについた。
翌朝は5時半に起きてお弁当作りを開始!
おにぎりの具は、梅にツナマヨにごま昆布。
おかずは定番の卵焼きにウインナーにから揚げ。それから、豚肉の野菜巻き。茹でた人参とアスパラを薄切りの豚肉で巻いて焼き、砂糖と醤油で味をつけた。
彩りで、ブロッコリーとミニトマトを飾る。
隼人くんの分と、私たちの分を別に分けた。
それを持って、8時前には家を出て、体育館についたのは8時半過ぎ。
結構な人が応援に来ていたけど、楓恋から場所の連絡が来ていたので、すぐに2人のところまで行けた。
2人がいたのは、コートサイド。試合が見やすい場所だ。