彼が嘘をついた
「よしっ!
髪、乾いたぞ!」
隼人くんはそう言ってドライヤーを切る。
そして立ち上がると、
「俺もシャワー浴びてくるから、遥はゆっくりしてて」
そのままバスルームへと入って行った。
背中に感じていた彼の温もりがなくなり、ちょっと…いや、かなり寂しく思った。
15分くらいでバスルームから出てきた彼は、そのままキッチンへと行く。
しばらくすると、マグカップを2つ持って来た。
「はい、ミルクティー。
暖まるから、これ飲んだら今日は寝よう」
「うん」
私たちは隼人くんの作ってくれたミルクティーを飲んだ。
それからハミガキをして、彼の寝室へ向かう。
…いつも、私の部屋に彼が泊まりに来るから、彼の寝室へ入るのは始めてだ。妙にドキドキする。
彼のセミダブルのベッドに、並んで横になった。
「おやすみ遥」
その言葉と共に、優しいキスが降りてきた。
そのキスだけで終わりにしようとする彼を私が引き止める。
「もっとして…」
そう言って私からキスをして、舌を絡ませた。
最初は驚いていた彼も、次第に応えてくれて、何度も角度を変えては深いキスに変わっていく。
そして、彼の手が私の身体を這っていき、そのまま愛し合った。
翌朝には、身体中に愛された跡があったけど、私からも彼の胸元と首筋にキスマークをつけた。
私は彼のもので、彼は私のものだと、証拠を残したかった。
髪、乾いたぞ!」
隼人くんはそう言ってドライヤーを切る。
そして立ち上がると、
「俺もシャワー浴びてくるから、遥はゆっくりしてて」
そのままバスルームへと入って行った。
背中に感じていた彼の温もりがなくなり、ちょっと…いや、かなり寂しく思った。
15分くらいでバスルームから出てきた彼は、そのままキッチンへと行く。
しばらくすると、マグカップを2つ持って来た。
「はい、ミルクティー。
暖まるから、これ飲んだら今日は寝よう」
「うん」
私たちは隼人くんの作ってくれたミルクティーを飲んだ。
それからハミガキをして、彼の寝室へ向かう。
…いつも、私の部屋に彼が泊まりに来るから、彼の寝室へ入るのは始めてだ。妙にドキドキする。
彼のセミダブルのベッドに、並んで横になった。
「おやすみ遥」
その言葉と共に、優しいキスが降りてきた。
そのキスだけで終わりにしようとする彼を私が引き止める。
「もっとして…」
そう言って私からキスをして、舌を絡ませた。
最初は驚いていた彼も、次第に応えてくれて、何度も角度を変えては深いキスに変わっていく。
そして、彼の手が私の身体を這っていき、そのまま愛し合った。
翌朝には、身体中に愛された跡があったけど、私からも彼の胸元と首筋にキスマークをつけた。
私は彼のもので、彼は私のものだと、証拠を残したかった。