オトナチック
翌朝。
いつものようにリビングへ行くと、テーブルのうえには朝ご飯が置いてあった。
2個のおにぎりの隣に伏せられているのは、お椀だった。
「本当に几帳面だな」
お椀の下に、置き手紙があることに気づいた。
『先週は休日出勤でばあちゃんの見舞いに行けなかったことを思い出しました
今週の土曜日は必ず行ってあげてください
杉下より』
置き手紙に書いてあった内容に、
「私1人で、だよね…?」
と、呟いた。
おばあさんのお見舞いに行くのは別にいいけど、何を話せばいいのかしら?
「あっ、遅刻しちゃう…」
まずはみそ汁を温めようと、キッチンへと足を向かわせた。
いつものようにリビングへ行くと、テーブルのうえには朝ご飯が置いてあった。
2個のおにぎりの隣に伏せられているのは、お椀だった。
「本当に几帳面だな」
お椀の下に、置き手紙があることに気づいた。
『先週は休日出勤でばあちゃんの見舞いに行けなかったことを思い出しました
今週の土曜日は必ず行ってあげてください
杉下より』
置き手紙に書いてあった内容に、
「私1人で、だよね…?」
と、呟いた。
おばあさんのお見舞いに行くのは別にいいけど、何を話せばいいのかしら?
「あっ、遅刻しちゃう…」
まずはみそ汁を温めようと、キッチンへと足を向かわせた。