短編 妄想ガール



「日比谷くん!」


そう叫びながら日比谷くんのところまで
駆け寄り、腕を掴んだ


すると、振り向く日比谷くん


「うぉ!!びっくりした〜!」


そう言いながら日比谷くんは
イヤホンを外した


そっか。それなら聞こえないはずだよね
良かった〜。無視されたわけでは無くて!


すると、

「どうしたの?」


と、不思議そうに聞く日比谷くん





「えっと!」


そう言おうとした瞬間



あれ……?

私が日比谷くんにしようとしてたことと

今、してること


若干ズレが生じてない?
< 4 / 24 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop