幸せのかけら





ーーーーーー最初から、こういうことしようと思ってたわけじゃない。


正式に配属され、仕事への意欲と責任感も増した。

ずっと自立したいと思ってたから、家事もできるだけしようと思ってる。


けど、なんだか愛がいることが不思議で、
これからここで2人の時間が増えていくんだと思うと
触れたくてしょうがなくなった。









"ーーー愛、こっちみて"


久しぶりの行為に少々苛めすぎた。

目はとろとろで、でも必死に俺にしがみついてる。





"ーーーい、じわる"

"ーーーーーーっ、それ逆効果"



優しくキスを落とし、太腿を撫でる。



"や、もうムリーーー"

"ごめん、俺の方がムリ"



深く繋がり、愛の弱いところを攻める。



"ーーー愛、いつもより感じてる?"


"っっっーーー、もう……"





いやだ言いながら、俺を離さない愛に
ああ、これは片付けどころじゃないと悟った。




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