隣の席の及川くん。
すると彼は
「うん!おはよ!」
と太陽のように温かい笑顔を向けた
なんでだろう
この温かいきもちは。
初めての感覚に彼女は戸惑いを隠せなかった
ねぇ
本当は嬉しかったんだよ
冷たい私に君は変わらない笑顔で話しかけてきてくれた事
でもね素直になれないの
それは性格のせいとかじゃ無くてね
私のヒミツのせいなんだ
きっとね
怖かったの
離れていくのを見るのが
私は弱かったの
だから人を寄せ付けない事で自分を守ってた
ごめんね?