隣の席の及川くん。
あの後お弁当をたえらげた私は
立ち上がり屋上を後にした
その姿を見た彼女も急いで私の隣に来て
一緒に教室に帰る形になった
『あの2人超美人じゃない!?』
『確か4組の鈴木さんと櫻木さんだよね?』
『絵になるなぁー』
ヒソヒソと聞こえる会話
屋上から教室に戻るだけでこの目立ち様
それもそうだ
学校1、2を荒らそう美人2人が一緒に歩いてるんだ
目立たないわけがない
「さすが鈴木さん!この人気っぷりはピカイチですなぁー!」
「私にじゃなくて櫻木さんに集まってるんでしょう?」
「ちょっとぉ!櫻木さんじゃなくて美緒でしょぉ!?」
美緒って呼びなさいよ!って隣でボソボソ言ってる
そんなふてくされた顔も彼女がするととても可愛くてその姿を見ていたギャラリーが
キャーーーーッ可愛いーっ!!!
って叫んでいるのが聞こえた