隣の席の及川くん。
私なんかの為に泣いてくれるの?
この2人は私から離れていくの?
「どうせ私の事を知ったらあなた達は私から離れていく」
「どんな鈴木さんでも離れていかない。」
「ずっと側にいるわよ!決め付けた事を言わないでくれる?」
なんて笑って言ってくれる櫻木さんと彼
ツーーーッ
私の瞳から一筋の涙がこぼれた
私はこの2人を信じていいのかな?
少しぐらい心を許してもいいのかな?
せっかく自由になる為にここにやってきたんだ
この2人といると心が和む
あぁ。
とっくに私の中でこの2人はトクベツだったんだね
馬鹿じゃん私
溢れ出しそうな涙をこらえ
「私と…友達になってくれる……?」
彼女等に問いた
「「あたりまえ」」
なんて笑顔で答えてくれた