隣の席の及川くん。
私の気持ち
あれから櫻木さんは私の頬を叩いた事に対してものすごく謝ってきた
「本当にごめんね鈴木さん
私の事ビンタして!何発もしていいよ!」
なんていう櫻木さんに笑ってしまった
「私も失礼な態度をとったんだからおあいこでしょ?」
「いや、こいつのが悪い!鈴木さんができないなら俺がやる」
「ちょちょちょちょちょたんま!!!
おかしいでしょっ!何であんたなんかに叩かれなきゃいけないの!?私の事ビンタしていいのは鈴木さんだけっ!」
この馬鹿野郎っ!と叫ぶ彼女
「ホント仲がいいね櫻木さんと君は」
「「誰がこんなやつっ!!」」
「「真似するな!!」」
なんてハモり出す始末だ
ほら仲良いじゃないの
ホントおかしいっ
「フフフフフッ」
そんなコントのようなやり取りを目の前でされてわらってしまった
「きっ……綺麗……っ」
「いや、だからその顔はッッッ」
何故か2人とも顔を赤らめた
ん?
私変な事言った?
前にもこんな事あったよーな。
「それより私の事ちゃんと美緒って呼びなさいって何回言えばわかるの?」
「っえ?」