隣の席の及川くん。
あれから私たちは教室に戻り荷物を取りに行った
どうやら夕方まで眠っていたらしく
校舎には部活動の子以外きたくしていた
「ほんとにごめんね」なんて言うと美緒と彼は気にするなって言ってくれた
1人で帰ると言い切る私に「なに言ってんの?1人で帰らせるわけないじゃん」
と無理矢理付いてくる美緒と彼に痺れを切らし送ってもらうことになった
元々話す方ではない私は彼女達の会話を聞いてるだけだったけど、
心を開いた私には充実していた
「あ!コンビニ寄ってもいい!?」
突然の美緒の言葉に
「え、あうん」
と答えるとちょっとまっててと言い残しコンビニの中に消えていった
取り残された私と彼
すると彼が、
「あそこに座ろっか」と言いベンチに向かうので私も「うん」と言って彼の後ろについていった
ベンチに座ると彼が
「鈴木さん、なんか悩みでもあるの?」
と訪ねてきた