隣の席の及川くん。


「はい!これ美華にかってきたー!」

と言いながら渡されたものは

ミルクティー味のキャンディ


「またお前そんなもん買ってきて。ほんと子供だな」

「はぁー?湊に買ってきたわけじゃないんだからいいじゃないの!これは私と美華の友情の印よ!」


「だからそーゆうのが子供なんだよ。ほら鈴木さんこいつに子供だっていってやれよ」


「そんなことないもんねー?」

と2人して私の方を見た

え、なんて言えばいいの?

どうすればいいの?

「なんて言えばわからないけど、私は嬉しいよ?」

と素直に答えた

すると「ほらねー!はいどうぞ!」とミルクティー味のキャンディをもうひとつもらった
一つキャンディを口の中に入れると
ミルクティーのほのかな味が口に広がった

「おいしい」

「でしょ?よかった!さ、帰ろっか!」

「お前が待たせたんだろ」

なんて会話をしながら家に送ってもらい
2人と別れた


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