隣の席の及川くん。

嫉妬





とある日の事



「体育祭の種目をきめるぞー。」


HRが始まりだるそうに教壇にたち

体育祭の種目を決めると言い出した担任



この学校はクラスの親睦を深めるために
体育祭を6月にやる事になっている

全校生徒数が多く学校の運動場では収まらないため毎年大きな競技場を借りてやっているらしい


しかも学校行事で盛り上がる3大行事らしい


各種種目決めが始まり

クラスはざわつき始め隣の席の及川くんが


「俺運動は自信あるんだよね!鈴木さんは運動とかできるの?」

って言ってきた

「運動かぁ…私体動かすのにがてかな」

「へぇーそうなんだ!何でもできそうなイメージだったわ!」

そんなイメージなのかな?

私は運動とは無縁だからな。



「っあ!センセー!俺リレーと400メートルでたい!」

「さすが及川。期待の星だぞ!優勝賞品狙ってけよ!」

2つも出るんだ
すごいな

なんて人ごとみたいな事を考えてた


ちなみに学年1番をクラスで勝ち取ると

2泊3日の温泉旅行が貰える

この学校は普通の高校だが
沢山のお金持ちの人からの支援があり
お金が有り余るくらいあるらしい


そんな噂を何処かで聞いた


だからこの高校は無駄に広い
新しいわけでもないのに校舎は常に綺麗

クラスの中に大手企業の子供がちらほらいてお金持ちが通っていても恥ずかしくない高校だ


現に沢山のTV取材を受けたり雑誌に載ったりしている









< 46 / 102 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop