隣の席の及川くん。

私はそんな言葉に見向きもしないで
舞台袖の階段を一段一段ゆっくりと上がり教壇の前に行きマイクをとった


それと同時にまた体育館が静かになった


「新入生代表の鈴木美華です。
えーっと...今日から3年間まぁ適当に
学校生活を送って行きたいので
その辺よろしくお願いします。」


マイクを置きお辞儀をして舞台から降りるために階段を降りていくと
校長がクスクス笑ってるが聞こえた

いや、間違えた

普通に皆んな笑いをこらえている
< 5 / 102 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop