隣の席の及川くん。



そのくせ体型は凄いくらいにモデル体型

食べたものはどこにいってるのよ

なんて思いながら何時もは話を聞いていた


あーだめだ
どうしても考えちゃう
鬱陶しい


もともと無口な方の私がもっと喋らなくなり美緒が呆れて


「考えても仕方ないでしょ!ほら、飴あげるから忘れる忘れる!」

といい口の中にミルクティー味のキャンディを放り込まれた


口の中に広がる風味のある甘み


それは今の私の心を満たしてくれるのには十分でなんだか少し気が晴れた

「ありがとう」と伝えた

そして何時もの分かれ道に着き


「あまり考えすぎないようにね!じゃ、また金曜日!!」

「また、金曜日」

お互い手を振り別れる

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