隣の席の及川くん。


この人は毎日毎日このテンションでつかれないのかな?なんて思うぐらい朝からものすごい

拓海君のキャパはどれくらいあるのよ

普通ならこんなに無視され続ければ諦めて違うところに行くでしょ


この際正直に言ってみようかな

そんなことを思い


「私、拓海君のこと嫌いだよ?だから近づかないでよ」

とくちにした


すると拓海君は


「知ってるよ?だから話しかけてるんでしょう?嫌よ嫌よも好きのうちって言うだろう?」

なんて予想外の言葉を言われ

ため息が溢れた


とんだ馬鹿で勘違い野郎


ホント可笑しな人


そう思っていると自分の教室についていて拓海君はクラスの女の子に囲まれていった


ようやく解放されたなんて思いながら自分の席についた


< 75 / 102 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop