隣の席の及川くん。


隣の席の彼はまだ学校に来ていないらしい


席に着き外を眺めていた

すると

「おはよー美華!」

と美緒が現れた

美緒はそのままいつも通りに私の前に座り休日にあったことを話し始めた

どうやら彼女はまた雑誌に載っていた
新しく出来たケーキ屋さんに並びに行ったらしい

よく、食べ物で並べるなぁなんて思いながら聞いていると


「そういえば土曜日拓海といたんでしょ?」

と言われた


「なんで知ってるの?」

「たまたまみかけたのよ!凄い人だかりが出来てたからなんだろーって思って見に行ったら貴方達が一緒にいるんだもん!びっくりしたわ!」

「一緒にいたんじゃない。付きまとわれていたの」


と返した

確かに拓海君といたけど付きまとわれていただけだ

別にやましいことがあるわけじゃないけどそこはしっかり否定したい


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